Wikidata:情報価値

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ウィキデータには2つの主な目的があります。ウィキメディア・プロジェクト間をつなぐ言語間リンクを集約すること、および世界全体に普遍的な知識ベースを提供することです。これら2つの目的のうち少なくとも1つを満たしている場合に限って、項目の存在が許容されます。つまり以下の基準のうち少なくとも1つを満たしているならば項目として認められます:

  1. ウィキペディア、ウィキボヤージュ、ウィキソース、ウィキクォート、ウィキニュース、ウィキブックス、ウィキデータ、ウィキスピーシーズ、ウィキバーシティ、ウィキメディア・コモンズのいずれかのページへの少なくとも1つの有効なサイトリンクを含んでいること。
    1. 有効であるためには、リンクはトーク・ページ (ノート、会話ページ)、MediaWiki空間のページ、特別ページ、ファイル、翻訳ページ、利用者名前空間またはDraft名前空間のページ、LiquidThreadsを使用したページ (Thread名前空間およびSummary名前空間のページ)、Structured Discussionsを使用したページ (Topic名前空間のページ)、ポータル名前空間のサブページ、TemplateStyles用のページ (拡張子が".css")のいずれであってもいけません[1][2][3][4][5]。ウィキデータでは、1つのウィキメディアページへ対応するサイトリンクは1つしか認められません。リダイレクト(転送ページ)へのサイトリンクは認められています(これを作成することは意図的に困難になっていますが)[6][7]。しかしリダイレクトへのサイトリンクは、情報価値を有するための有効なサイトリンクに数えることはできません。
    2. リンクがテンプレートである場合、項目内にサイトリンクが少なくとも2つ存在しなくてはならず、かつ、/doc、/XML、/meta、/sandbox、/testcases、/TemplateDataページのどれかであってはなりません。サブページ以外の項目はサイトリンクが1つだけでも作成できますが、大量に作成すべきではありません。
    3. リンクがモジュールのサブページである場合、それが/docページであってはなりません。[8]
    4. ウィキメディア・コモンズへのサイトリンクがあるだけのカテゴリ項目は、a)コモンズのギャラリーへのサイトリンクがある主項目がある場合か、b)その項目がコモンズに関連する文(category for pictures taken with equipment (P2033)等)で使用されている場合のみ認められます。
    5. ウィキソースでは、標準名前空間ページ、作者ページ、翻訳ページ、ポータルページに対する項目は、他のウィキメディア・サイトの名前空間(カテゴリ、プロジェクト等)に対する項目同様、有効とみなされます。IndexおよびPage名前空間内のページは有効とはみなされません。標準名前空間ページのサブページ(たとえば、個々の章)はまだ扱いが決まっていません。[9]
    6. ウィキニュースのComments名前空間のページは有効であるとみなされません。
    7. ウィキデータの構造化データのための名前空間のページ(項目、プロパティ、語彙素、スキーマ)をサイトリンクとしてリンクすることは認められていません。
    8. ウィクショナリーのCitation名前空間の項目は認められません。言語間リンクはCognateによって自動的に提供されるため、標準名前空間も除外されます。
    9. メタウィキ、MediaWiki.org、ウィキマニア、およびその他のサポートされているウィキメディアサイトのページについては未定です。それらはケースバイケースで議論されます。
  2. 一般に入手可能で真面目な情報源を用いて説明できる、明確に識別できる概念または物質的な実体であること。
  3. 構造化する上での必要性があること。例えば、他の項目内で作られた文をより有益なものにするために必要とされている、といったことです。

代替策

追加したいデータがもしもこの情報価値ガイドラインに該当しない場合は、残念ながら、そのデータはウィキデータでは受け入れ対象外です。しかしながら、姉妹プロジェクトの「ウィキベース・クラウド」(Wikibase Cloud)ならびに「ウィキベース・スーツ」(Wikibase Suite)ならそのデータを保存できるかもしれません。この詳細については、wikiba.seをご覧ください。

関連項目

脚注

  1. コメント依頼: Inclusion of non-article pages - 記事以外のページの収容
  2. コメント依頼: Inclusion of non-article pages 2 - 記事以外のページの収容 2
  3. コメント依頼: Exclusion of pages in the file namespace
  4. Draft名前空間のページについてはDraft name spaceおよびWhat do do with Wikipedia:Draft articlesでの議論により除外されることになりました。
  5. TemplateStyles関連のサブページを除外
  6. Wikidata:Requests for comment/Allow the creation of links to redirects in Wikidata (2017-18)で Wikidata:Requests_for_comment/A_need_for_a_resolution_regarding_article_moves_and_redirects#new_Proposal_zero(2013)を確認。
  7. リダイレクトへのサイトリンクは、そのウィキの対象ページがリダイレクトページであることを示すバッジが設定されていなければなりません。 このようなサイトリンクは、リダイレクトバッジが追加された場合に限り、同じ編集で項目に追加することができます。 可能であればTemplate:R with Wikidata item (Q116644654)もリダイレクトページに追加して、ウィキデータのサイトリンクがウィキペディアでの記事の統合によるものではなく、意図的なものであることを示す必要があります。 通常、リダイレクトへのサイトリンクは次の場合を除き作成しないでください。(a)リダイレクトの対象ページに、そのウィキデータ項目の主題に完全またはほぼ対応する節(セクション)がある場合。(b)2つの対応するウィキデータ項目を統合しない正当な理由がある場合。
  8. コメント依頼:Interwiki links for subpages
  9. 議論: Notability, and other preparations for Wikisource deployment