Wikidata:ミスマッチ・ファインダ
ミスマッチ・ファインダはウィキメディア・ドイツによって開発された、ウィキデータと他のデータベース・ウェブサイトとのデータの食い違いを解消するための作業を助けるツールです。ツールはウィキデータと外部データベースで食い違っているデータを貯蓄し、査読して修正する編集者に提供します。ウィキデータにはないが、追加前に人間による査読が必要な新しい主張を提案するのにも使えます。
目的は?
このツールはウィキデータと他のデータベースの違いをハイライトし、オープンリンクのデータ体系の質を向上します。ツール自体は自動でデータベースを検索しません。まず、食い違っている可能性のあるものの一覧をアップロードし、ウィキデータの編集者が分析して解決できるようにすべきです。
このツールにより、ウィキデータの間違いを見つけて直す編集者やウィキデータのデータを二次利用する組織を助けたいと願っています。今や食い違いの可能性のあるものの一覧を報告し、新しい主張を提案することで恩返しする道が開けたのです。
このツールが想定する利用者とは?
このツールは第一に以下のような人のために作られました。
- データの質に注意を払っており、ウィキデータのデータの潜在的問題を解決するためのツールを求める編集者
- データの再利用者や研究者で、ウィキデータのデータに問題を見つけ潜在的なデータの質の問題の一覧を提供することでウィキデータに恩返しをしたい者
動作の仕組み
核心部に、このシステムは食い違いを集めています。異なる人・組織が、見つけた間違いをシステムに反映できます。様々なツールでシステムから食い違いを見つけ、解決を助けます。
食い違う情報源は多数ある可能性があります。それらにはウィキペディアローカルの値とウィキデータの対応する値が食い違っているカテゴリが含まれるかもしれません。研究機関や大きなデータの再利用者も、ウィキデータのデータの質の評価を行う内部プロセスで食い違いの解消に貢献できます。食い違いを提供する方法を詳しく
食い違いを解決するツールにはMismatch websiteなどがあります。
システムの仕組み
- 食い違いのデータを得る
- APIでミスマッチをストックに加える
- 利用者が食い違いのあるウェブサイトを使って複数のアイテムの食い違いを見つけることを許す
- ウィキデータと外部データベースの食い違いを全て表に示す
- ウィキデータの主張と他のデータベースへのリンクを提供し、利用者がより詳細に確認してそれを解決できるようにする
食い違いを査読することを助けたい編集者はアイテムページに直接食い違いを示すガジェットをインストールしてもかまいません。